古代の海岸線シミュレーション

古代の地形は、海岸線が平野部の奥まで深く入り込んでいて現在とは大きく異なる。大陸よりもたらされた製鉄技術・馬による開墾や暴れ川の治水等により住みやすい土地へと開拓してきたためである。また四方を海に囲まれており干満差(有明海では5~6m)が発生することも頭に入れて謎解き旅に出かけると旅先の景色や考え方も変わってくる。

【上図】国引き神話や大蛇伝説(暴れ川)が残る出雲エリアでシミュレーション。出雲大社、西谷墳墓群、荒神谷遺跡、加茂岩倉遺跡の場所が鮮明となり想像が膨らむ。

http://flood.firetree.net/

※古代の海抜自体は現在とほぼ変わらない。低地の海抜と干満差を踏まえてシミュレーションしよう。(参考:大阪・名古屋2~2.5m、福岡2m、有明海5~6m、瀬戸内海3~4m、日本海1m未満)

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