偽書とされるホツマツタエをはじめヒフミ祝詞、筑紫舞など古代史には好奇心を掻き立てる伝承が多く、卑弥呼の在処はさらなる謎を呼ぶ。記紀の歴史を「勝者の歴史」とするのならば、こうした「敗者の声」も時代背景を踏まえて地道に照合、検証することで、新たな発見があるかもしれない。

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